こんにちは、手品店長です。
私は音楽を聴く習慣がほとんどありません。しかし、唯一SPEEDだけはずっと聴いています。
私の好きなアーティストはSPEEDと神田沙也加ですが、今回はSPEED新規に向けた記事です。
この記事を読むことで、令和になった今、SPEEDを聴き始める人のキッカケになればと思います。
それではいきましょう。
令和の今なぜSPEEDか?
平成生まれの人間にとっては衝撃的ですが、「平成レトロ」という言葉が生まれました。
特にバブル崩壊後の90年代~2000年代初頭のJ-POPが若者受けしています。
SPEEDと同時代に活躍したアーティストとしては、
- 宇多田ヒカル
- 鈴木亜美(当時は鈴木あみ表記)
- MAX
- モーニング娘。
などが音楽界隈を賑わせました。
宇多田ヒカルは現役、鈴木亜美が激辛タレント兼ママタレとしてブレイク。MAXはTACATAで再ブレイクし、モーニング娘。も存在感こそ薄れたものの現役。
そんな中、私はSPEEDが再評価されないことを憂いている数少ない人間の一人です。
まぁ活動自体がされていないので仕方ない面はあります。メンバーも悲惨なことになってますしね。
SPEEDとは
沖縄県出身の女性4人で結成されたダンス&ボーカルグループです。
メインのボーカル2人とパフォーマーの2人で構成されており、結成当時の年齢は最年少の島袋寛子が11歳、最年長の新垣仁絵が14歳という超若年グループでした。
子供離れした歌唱力とダンスで世間を魅了し、短期間で解散。伝説とはなったグループです。
現在のアイドルとはパフォーマンスのレベルがまるで違いますが、今聴くとそれ相応の古さはどうしても感じます。
メンバー
島袋寛子
メインボーカル。ハリと突き抜けるような高音が特徴で、5作目のWhite Love以降は特に目立つようになりました。現在も歌手として活動中。私が唯一生で見たことのあり、最も推しているメンバーです。
今井絵理子
メインボーカル。初期のメインで、3作目Go!Go!Heavenくらいまではメインを張っています。
現在は参議院議員として活動中。さっさと歌手に戻ってほしい人の一人です。
私が黒髪ロング至上主義になったのは、このデビュー当時の絵理子のせいです。
20代のころ真剣に絵理子と結婚する方法を考えていましたが、現在は寛子推し。
上原多香子
パフォーマー。ビジュアル担当として圧倒的美貌を誇ります。スタイルも抜群に良く、DVDで確認するとよくわかるのですが、腹筋がすごい。
現在は沖縄に戻り美容家として活動中らしいですが、詳細不明。
新垣仁絵
パフォーマー兼リーダー。個性派として人を選ぶ存在でしたが、リーダーとしてしっかりグループをまとめ上げました。現在は引退し海外に移住。
長らく生存確認がされていませんでしたが、2021年発売のSPEED 25th Anniversary TRIBUTE ALBUM “SPEED SPIRITS”(CD)のジャケットデザインで生存が確認されました。
活動履歴
SPEEDには大きく分けて、3つの活動期が存在します。
一つは世間が認知している、平成J-POPとしての第一期SPEED(1995~2000)
二つ目は2001年と2003年の期間限定再結成としての中間期。
最後に2006年~2011年の第二期SPEEDです。
第一期
1996年8月5日、シングル「Body & Soul」で鮮烈デビュー。デビュー曲ながら60万枚のセールスを記録します。絵理子の力強いボーカルと寛子の突き抜けるような高音が世間に衝撃を与えました。
私は20代のころ、この頃の絵理子と真剣に結婚する方法を探していました。見つかりませんでした。
それから11枚目の「Long Way Home」までリリースを重ねます。最終的にシングル1枚、アルバム6枚をリリースし2000年3月31日をもって解散。
この曲の寛子が発する「帰りそびれた Friday Night」はこの世で最も美しい音声だと思います。
ちなみに、この曲の振り付けはリーダーの新垣仁絵が担当しています。
中間期
2001年に1日だけの再結成。シングル「One More Dream」をリリースしています。
1日限りの再結成でリリースされたこの曲ですが、どのオリジナルアルバムにも収録されていません。
名曲なのに聴く方法がなかった…のですが、現在は「SPEED MUSIC BOX」に収録されています。
また、2003年に1年限定で再結成。シングル「Be My Love」「Walking in the rain/Stars to shine again」をリリースしました。
私のSPEED好きな曲リスト2位です。10秒で泣ける曲。
実は第一期のSPEEDってハモりがなく、悪く言えばただ単に歌とダンスの上手い子供たちだったわけです。
そのSPEEDが成長し大人になって、4人でハモって本当のグループになった瞬間がこの「Be My Love」だと私は思っています。「You might need somebody…」の瞬間に今でも目頭が熱くなります。
余談ですが、SPEEDが出した全楽曲の中で、この「Stars to shine again」のみ寛子と多香子がメインボーカルという違いがあります。それも納得のマッチ具合なので必聴。
第二期
数ある活動期の中で最も影が薄く、「あ、再結成してたんだ…」となったのがこの第二期です。
ミリオンを連発していた全盛期は完全になりを潜め、ファンのみが追いかけている状況でした。
再デビュー曲「あしたの空」はSPEEDらしい楽曲として、再結成と明日からも続いていくSPEEDや人生を象徴しています。
最終曲「リトルダンサー」は、かつて彼女たちがそうだった幼少期や、SPEEDに憧れてダンスや歌を習い始めた少年少女たちに向けた楽曲。最後を飾るにふさわしい曲だと思います。
余談ですが、私はこの「リトルダンサー」が、この世に存在するSPEEDの曲の中で最も好きです。
「カーテンはDress 日傘はStick…」の時の寛子の可愛さが異常です。
また、多香子のハモリが格段の上達しています。絵理子の力強いボーカル、仁絵のラップは…人を選びます。
まとめ
かなりかいつまんで、SPEEDの活動について紹介しました。
令和7年の今SPEEDを聴いて熱中しているのはこの世で私くらいだと思いますが、かつてこんなに素敵なグループがあったんだということを、皆様に知っていただきたくてこの記事を書きました。
実は、SPEEDはリトルダンサー以降活動こそしていませんが、解散もしていません。
仁絵が芸能界を引退し、絵理子は議員、多香子は何をしているのかよくわかりませんが、再度活動開始する可能性はありえます。
私たちファンはこれからもSPEEDを応援し、再度4人がそろうことを願い続けるでしょう。
この記事が、皆様の新しい音楽との出会いになれば幸いです。それでは!